子どもの才能は3歳、7歳、10歳で決まる!―脳を鍛える10の方法(林成之)
オススメ度:★
子供が小さい内にやった方がいいことなどを知りたくて読んでみた。
初めにある脳の構造の説明は、そもそもどうやって情報が伝わるか等、メカニズムの説明がないため腑に落ちなかった。ただ、本能が心を生み出している、という説明はなるほどなと思った。
その後の、年齢毎にやった方が良いことがまとめられている章は具体的で分かりやすかった。自分の考えと近い話が多かったので、ふむふむという感じだった。やっぱり子供が何に興味があるか観察するのが大事やなと。
叱る前に共感を示してから、というのは難易度高そうだが、心掛けていこう。
以下メモ。
- ネガティブな反応は脳の本能から来る
- どの本能が影響しているか分析してみる
- 脳の本能は3段階
- 脳神経細胞由来
- 生きたい
- 知りたい
- 仲間になりたい
- 脳神経細胞が集まり組織になると
- 自己保存
- 統一・一貫性
- 自我
- 組織が連携することで
- 違いを認めて共に生きる
- 違いを認めて共に生きる、というのが本能なのか?自己保存や統一・一貫性と矛盾する気がするが
- 0-3歳
- 人の話を聞けるように(話を聞けると成長しやすい)
- 音当ててクイズで耳を鍛える
- 好奇心を育てる
- やっていることを止めない
- すぐに手助けしない
- 興味を持ったことを応援する
- 叱る時は共感を示してから
- テレビを見せるのは悪いことではない
- ただ、ダラダラ見せっぱなしにせず、子供が夢中になる番組だけにする
- 人の話を聞けるように(話を聞けると成長しやすい)
- 記憶するための条件
- 興味を持ち、好きになり、自分でやると決めて、無理とか大変とか考えず、何度も繰り返して自分が説明できるまで完璧に理解する
- 3-7歳の悪い習慣
- 興味を持てない、感動しない
- できない、大変が口癖
- 後でやるが口癖
- 集中力がない
- 環境作りが大事
- だいたいでやめる
- 話を聞き流す
- 人を尊敬できない
- 学んだことを確認しない
- 失敗したことを素直に言えない
- 損得を考えて手を抜く
- 3-7歳
- 心と本能のギャップに気づこう
- 円を書いてなわとび
- ボール遊びで空間認知能
- 多様な経験より経験の仕方を重視
- 感動すること
- 読み聞かせの途中で質問
- 叱る時は逃げ道を作って
- 7-10歳
- 自主的に取り組むように環境を作ったり、質問を投げかける
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