良い戦略、悪い戦略(リチャード・P・ルメルト)

「スタッフエンジニアへの道」の中で「時間をかけてじっくり読むべし」みたいなことが書かれていたので、読んでみた。

良い戦略とは「最も効果の上がるところに持てる力を集中投下すること」であるという点を、色々な事例や色々な角度から繰り返し説明されている。良い戦略とは「診断」」「基本方針」「行動」がセットになったものであり、悪い戦略はこれらが欠いている、と説く。良い戦略を取ることで、強みを増していき正のループを回せると。

企業の事例だけでなく、戦争の事例も多く紹介されていたのが印象的だった。さすがアメリカという感じ。最後まで面白く読んだが、自分の中に何が残ったのだろう?と考えると何も思い当たらず… 今まで戦略ということを意識したことがなかったから響くものがなかったのかもしれない。

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