ソフトウェア品質を高める開発者テスト アジャイル時代の実践的・効率的なテストのやり方(高橋寿一)
デベロッパーサミットで講演を聞いて気になっていた著者の本を読んでみた。
端々で根拠が書かれずに断定的に書かれていることが、気にはなるのだが、これまで「なんとなくそうかな」と思っていたことを主張されていることが多く、信じて取り組んでみてもいいかもと思える内容だった。
システムテストの自動化をトライすべきか、APIレベルにしておくべきか、悩む。
オススメ度★★
メモ
- p22最低限クラス図とシーケンス図は書く
- p24境界値/状態遷移/組み合わせテストを理解する
- p47エラーハンドリングまで単体テストで網羅する必要ないので網羅率は80%で十分
- p49google も同様
- p60ほとんどのバグはコードの10-20%から出る
- p61Hotspot値と複雑度の合計でテスト対象を絞る
- p73組み合わせテストはテストケースが爆発しがちなので、そこからバグが出やすいかの観点が重要
- p80要求仕様の不明確さが原因のバグを組み合わせテストで防ぐのは変
- p88MeCabe20以下、WMC20以下にする
- p109レビューとは、他人の書いたものを指摘するのではなく、本人が気づくように質問するもの
- p111バグを入れないようにする仕組みより、入れてもすぐ気づく仕組みを入れるべし
- p117APIテストは品質良くなる
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