ティール組織(フレデリック・ラルー)
オススメ度★★
本屋でよく目にするため読んでみた。
従来の階層構造の組織とは異なり、すべての人がそれぞれの範囲で意思決定をしていく形態と知り、非常に興味がそそられた。実際に中で働くと大変そうだが、楽しそうな気がする。ただ、この形態に変えるにはボトムアップでは無理で、CEOと取締役会の理解と推進が必要とのこと…。どうしても味わいたければ転職するしかなさそう。
組織の存在目的と個人の目的があっているかに耳を傾けるのはすぐにでもできそうなので、そこから試していこう。
メモ
- Let Your Life Speak (パーカー・パーマー)を読んでみたいp77
- 管理職がいないオランダの看護師組織、ビュートゾルフのチームミーティングは3ラウンドの話し合いで問題解決を図り、決定を下すp110
- ファシリテーターが提案とその理由を聞く(意見、提案、判断はしない)
- 全ての提案を再検討
- グループとしての判断を下す
- コンセンサスではない
- 信念の基づいて異議を唱える人がいなければ採用
- 別の解決策のほうがよい、というのでは拒否できない
- 信念に基づく反対がなければ将来新たな情報が手に入った時はいつでも見直す、という理解のもと採用される
- 紛争解決のプロセスは、相互に結んだ約束についてお互い説明責任を負うp191
- 組織に定着させるのは容易ではない
- ホラクラシーでのガバナンスミーティングp201
- 役割や協力についてだけ話す
- 毎月チーム内での役割が少しずつ変化するかもしれないと認識すると、リラックスした状態になる
- ティール組織はフラットな組織ではないp229
- 自然に出来上がった階層の集合体
- 入り組んだ問題は予測することが有益だが、複雑な問題は予測できない
- 今できる対応をしながら、状況に合わせて見直し続ける方が安全
- 組織の存在目的に耳を傾けるp370
- 自分の存在目的にも耳を傾ける
- その2つは共鳴するか?
- ティール組織の3つの突破口
- 自主経営
- 全体性
- 存在目的
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